お札を取りに

池袋のストリップ(ヌード劇場)「ミカド劇場」
今年も高校の後輩と早稲田の穴八幡宮にて「一陽来復」のお札を買ったのだけど、着物を脱いだのと一緒に実家にお札を置いてきてしまったので、昨日実家に帰ってお札を持って今日我孫子に帰る。
区役所に行って用事をすませてから、新宿のコニカミノルタプラザへ。
プレミオ 岩本浩典「WARNING!!」
多重露光できれいな風景を、というのはあったと思うが、都市の風景を、というのは余り無かったように思う。少なくとも僕はならはらいっこうしか思い浮かばない。
雑多な都市の光景に波頭がかぶさって、押し寄せるようなかっこいい風景になっている。ただそれはあくまで日本の写真の歴史を多少知ってる人間の言うことであって、イメージのたんちょではあるけれども、これらを完成した一つの作品とは思わない。
プレミオ 織田健太郎「confrontations」
発想は面白いんだけど、それらをコレクション的に並べられても、見る方の「こういう写真が撮れるんだろうな」という予想を全く裏切らない絵ばかりなので「そうですか、ご苦労さん。」という感想しか浮かばない。
池袋の新文芸坐に行き、ヴィム・ヴェンダースの「都会のアリス」「パリ、テキサス」の二本立てを観る。
やっぱり、時代という物を感じる。「パリ、テキサス」なんて、アメリカ特有のピックアップという農作業のデカいトラックみたいなんでハイウェイをバーッと。格好良いもん。
ただ二本とも、「ヴィム・ヴェンダース」という名前があるから凄いという先入観を持って観るのであって、何でもないことをただ描いて何でもない。という映画かもしれないという疑念は持って観た方が良いと思う。