砂町でブラタモリごっこ

一昨日の祭日、砂町(江東区)の文化センター(石田波郷記念館)にて、写真家の大西みつぐ参考)さんと評論家の川本三郎(参考)さんの対談を聴きに行った。
大西さんに、僕が以前写真展をやった時にインタビューされたPhotoScramble(フォトスクランブル)というPodCasting(ポッドキャスティング・iTunesに登録しておくと新しい回が加わる毎に自分のパソコンに入ってくるラジオ番組の様な物)の番組、の中で話をしてもらったら面白いんじゃないかと思い、そのPhotoScrambleにほぼ毎回出ている友人の古関さんにICレコーダーを持ってきてもらい、川本さんとの対談の前にお話を聴く事になった。
会場最寄り駅の西大島駅で古関さんと待ち合わせ、雨も止んできたので、文化センターまで散歩。
途中田舎のジャスコみたいな大きなショッピングセンターがあり、前の信号に「小名木川駅前」と書いてあったので、「え、どこに駅が?」と言ったら古関さんがiPhoneの東京の諸処の地図を年代を追って調べられる古地図のアプリで調べてくれ、どうやらここは総武本線から東京湾へ伸びる貨物の線路(越中島支線というらしい・線路自体はまだ走っている)の大きな駅があったところで、それを壊した跡地にこの大きなショッピングセンターと隣のマンションを造ったらしい事が分かった。
その古地図を見ながらショッピングセンターの周りを探索し、通りがかりのおじいさんに話を聞いて、小名木川の向こうに見える浅草のスカイツリーを眺めたり、未だ貨物列車が一日数本通るという草だらけの線路を眺めたりした後、砂町銀座の商店街を通って文化センターに着いた。
大西さんには川本さんとの対談のリハーサルを終えた後お話を聴く事ができた。内容も今回の写真展だけのお話ではなくて大西さんの写真観を広く伺う事ができて面白かったし、またそういう物をインターネット上に残しておいて、日本全国津々浦々は言うに及ばず世界中どこでもいつでも誰でも(タダで)聴けるというのは面白い事だと思う。放送は今週末になると思うので、その時は再度ここで通知しようと思っている。
今回は写真日記に使うメモカメラを持って出たのだが、久しぶりすぎて撮ろうと思ったら電池が切れていた。


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