生真面目写真

用あって実家へ帰る。我孫子→善福寺。
途中、新宿のコニカミノルタプラザに寄り、『フォト・プレミオ −24人の新しい写真家登場− 吉田穂積写真展 「Chronic Absence」』(3月4日まで)『フォト・プレミオ −24人の新しい写真家登場− 林 知遠(イム ジウォン)写真展 「光を求めつつ」』(3月4日まで)『森脇啓好写真展 「宗谷」 -冬の旅-』(3月4日まで)を観る。
ある意味対照的な二つの写真、「現代社会(この場合、ニューヨークとパリ)の印象」である「Chronic Absence」と、「アジア、アフリカから日本に来る盲学校への留学生」の「光を求めつつ」。銀塩の白黒写真である事は変わらないが、「Chronic Absence」は展示方法もざっくばらん。現代美術の様な感じ。対して「光を求めつつ」は、写真全てが真面目で、プリントもツボを押さえていて、好感は持てるんだけど、インパクトに欠ける感じは否めない。腰を据えて鑑賞するという形態では、まだ良いのだけど、会場に置いてあった「アサヒカメラ」のグラビアに載った写真では、周囲に埋もれてしまって、損をしている。


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