「ハマのメリーさん」(ヨコハマメリー)


昨日、日芸でやっているオリジナルプリント展を観に江古田に行くついでに、池袋東急というビックカメラの向こうのビルにある映画館で、映画「ヨコハマメリー」を観た(参考)。
白塗りの化粧で横浜の街角に数十年立ち続け、忽然と姿を消した「娼婦」の物語。
本人は出てこないまま、戦後、昭和という時代の伊勢佐木町界隈が様々な人によって語られていく。様々な噂に彩られたメリーさんについても。懇意にしていた末期ガンのシャンソン歌手、通路に寝泊まりしていたビルのオーナー、メリーさんの生きざまを一人芝居にして演じ続ける女優…
出身地の老人ホームに今は居るメリーさん、凛としたその美しい姿。
この映画は、メリーさんという人の生き様と戦後を辿る映画であると同時に、永登元次郎(ながとがんじろう)という2004年に亡くなったシャンソン歌手の歌声を、その中に聴く映画でもある。
学校に行ってから、杉並区役所に行き用事を済ませ、阿佐ヶ谷駅までパールセンター(というアーケード商店街)を通って、ねじめ民芸店で徳利とおちょこ、扇子と箸を買う。


「「ハマのメリーさん」(ヨコハマメリー)」への5件のフィードバック

  1. メリーさんなつかしいです
    高校生のころよく関内でお見かけしましたよ。そんな映画やっているんですね。ちょっと興味ありです

  2. 観ましたよ。とてもよかった。外見や印象で人を判断するのは絶対してはいけませんね。

  3. そうですね、一途な思いが、奇異な格好となったわけで、それなりの理由があるのでしょうね。
    映画の中では老人ホームで余生を過ごすメリーさんが最後に出てきましたが、先日遂に亡くなってしまいましたね。

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