霧島神宮

都城から鹿児島側に行って、霧島神宮駅で降りる。「霧島神宮」という駅名の割には霧島神宮は駅からバスに乗って行かないといけなくて、バスが来るまで三十分程、駅前で足湯なるものをしてみる。ベンチは電車から降りてくる人を捕まえようとするタクシーの運ちゃんの休憩所になっている。
霧島神宮駅前の足湯
足湯していたら、携帯電話が鳴る。東京のSさんから。現代社会はどこでも仕事で呼び出されてイヤなんて言う人もいるけど、携帯電話があるおかげで、僕は安心してふらふらできるのだ。呼び出されれば半日で帰京できるし。
バスで霧島神宮へ。入り口には「日本発祥の地」と大書された塔が。大きく出たもんだ。
オフシーズンのこの時期、境内は静寂としていて、鬱蒼とした森からは小川のせせらぎの様なさわさわという音がするのみ。
霧島神宮
霧島神宮前の民宿が(ついでに)やっている(ような)ユースホステルへ。オフシーズンの得、泊まり客は僕一人。気分は民宿。宿のおかみさんも無愛想で、ある意味心地良い。
夏にユース泊まると、「ムーンライトながら(大垣快速)」で飛び込んでくるような血気盛んな同室の若者に早朝から起こされたり、変な「鉄(テツ・鉄道ファンの事)」に議論ふっかけられたりするんだろうな〜
それはそれで楽しくて良いけど。
宿のお風呂(温泉)も独り占め。露天風呂の昼から独り占めというのは心地よい。
夕飯は、「客が一人だから作るのイヤ」ってんで食いに出るも、どこも七時閉店。観光客相手の商売を七時すぎてやっててもしかたないわな。コンビニもどきの個人商店でカップ麺と缶ビールを買って帰り、宿の一階で南日本新聞を読みながら一人すする。隣の部屋からはテレビの音、宿のおかみさんが観ている。
部屋のテレビは百円取られるから、見ない。「サラリーマンNEO」観たかったな〜。


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