「君の手術」

今、肝炎を起こすとして巷を騒がせている「フィブリノゲン製剤」。僕が担ぎ込まれた取手協同病院発表された納入先の医療機関に含まれていた。
「【検査受診の呼びかけの対象者】」ってのが1〜5まであって、でもって「上記対象者以外の方でも、肝炎ウイルスに感染している場合がありますので、」と来る。んでもって「昭和63年7月以降、フィブリノゲン製剤は、基本的に『やむを得ない場合に必要最小限量を使用すること』とされた」とか、リスト内の病院毎の注釈には「対象患者: 入院し、手術をした方」とか書いてあったけど(大体僕は、手術をしてから入院したのであって、「入院し、手術をした方」じゃ無いぞ?)、よく分からないので、誰が知ってるって一番詳しいであろうその時手術をされた先生(鶴岡信先生)にメールで訊いてみた。(オイオイ)
数時間後にはメールが返ってきて、「脳神経外科における手術時には報道されているフィブリノーゲン(カタカナ表記が厚生労働省の発表と違っている所がプロっぽいじゃありませんか)製剤は使用しません。」と書かれた後、「もちろん君の手術時にも使用しておりません。」だそうな。そう云われれば文句は無いわな…ハイ。一安心(私は)。


「意外にも」面白い

高校時代の友人、雨路生笑子(うろおえみこ)さん(ややこしい名前付けやがって)が小説を出した。「針鼠(新風舎文庫 630円)」。それをやっと今日読み終えた。
出版社の名前を見て気付くかも知れないが、自費出版の会社。
「本出したから見て〜」なんてのは大抵、自己満足でつまらないと相場が決まっているのだが、「意外にも」と云ったら悪いが面白い。冗長(余計な事をグダグダ云う)の気がないとは云えないが。
しかしまあ、彼女が小説を書いていたとはねぇ…
有名になったら自慢したろ〜。


埼玉辺境巡り


最初にダ埼玉の辺境にお住まいの方に謝っておこう。ごめんちゃい。(まあこう云っておけば何を云っても良いだろう)
仕事の撮影にて、高崎線の鴻巣(こうのす)で降り、バスで(比企郡)吉見町(よしみまち)へ。役場からタクシーで目的地に行き、そのまま鴻巣駅へ戻り、三十分後のバスを待って、今度は東武線加須(かぞ)沿線情報)へ。でそこから越谷(こしがや)方面に行こうとしたら東武線は一時間に三本。あ〜疲れた。
吉見町にて、タクシーを止めてもらい一枚。秩父の山々。


四ッ谷の日曜日


日曜日に片付けなければならない仕事の撮影アリ、「今日やっちゃうか」と、四ッ谷(東京都千代田区)へ。休日の朝、この近辺(都心)は非常に不便。オフィス街相手の商売だからだ。
太陽待ち?で小休止しようと喫茶店を探すも、どこも開いていない。日本テレビの前に来ると、派手な親子がわんさか、「うちのコの方がかわいいわよ!」的視線が飛び交っている「バチバチ」。ミュージカル「アニー」のオーディションだってさ。こわ〜。
やっと探した「インド料理店がモーニングもやってるよん」的雰囲気の店に入る。店内インドで、店員もインド人、BGMはインド音楽、の中で一人トーストを食べる。
でもって、ここのトイレはなぜか全面ガラス張りで、鏡に映った自分の放尿シーンをじっくりと鑑賞できる。
総じてとっても不思議なお店。
(午前)九時過ぎ、撮影を終え(今度は普通の)チェーン店の喫茶店に入ると、いつもの喫茶店の様で客層が違う。いつもはスーツのビジネスマンみたいな人種が大勢を占めているのに、今日はチョンマゲのおっちゃんが文章書いていたり、明らかに違う人種がポツポツと、それなりの休日を過ごしている。
朝、杉並の実家から。青梅街道でバスを待っていたら、青物市場の跡には電器屋ができていた。


東京は怖い所だパート2


仕事の撮影にて北総線の「新柴又」へ。「北総線」というのは通称で、本当は「北総鉄道北総線」らしい。
元々が、住宅都市整備公団(現在は「独立行政法人都市再生機構」に名前が変わっているらしい)が千葉ニュータウンを造成するにあたって、「都心から電車で○分!」という文句を使いたいが為に作った鉄道なので、都心側の終点かつ乗り入れ駅である「(京成)高砂」から京成に入り、都営地下鉄を通って、京浜急行に入って羽田空港まで行ける
…ところが、そうは世の中(東京は)アマくない!都心側の始発駅である「(京成)高砂」では、京成電車とホームは一緒。列車も一緒。(寅さんの)柴又を通りJR常磐線の金町へと抜ける金町線なんてのが別れていくのに紛れて、「北総線」は初乗り200円の運賃なんて事はおくびにも出さず、あなたをいざなうのだ。
といいつつ地元の人は知っているのか殆ど使わない。閑散としたホーム。
といいつつ懐かしいなあこの風景。4月にやった写真展「ニュータウンなひとびと」の撮影ではよく使いましたよ。西荻窪の実家から正月の風景撮ろうと行ったら、片道千幾らしましたけど。


クサい飯

一週間ぐらい前に、電気釜が壊れて新しい物を買ったのだが、内側がプラスチックで、いつまで経っても臭いが消えない。熱せられて臭いが充満するのか、プラスチック臭い御飯が炊きあがる。
で、購入したケーズデンキへ。電気釜は棚に入っていて、蓋が上の段につっかえてしまうので、入っているお釜を取って内部を見る事は(無理矢理棚から引っ張り出さない限り)不可能。
「レシートと一緒に持ってきて頂ければ交換しますよ。」という店員の頼もしい応えに、交換する電気釜を探す。そこ(内部がプラスチックかどうか)にこだわって全て棚から出して見てみると、他の製品は全て内部は金属製。相当な「外れクジ」をひいてしまったらしい。
新しい電気釜を決め、帰宅して「クサい飯電気釜」を洗って元の箱に戻し(こういう時、箱やレシートはとっておく習慣に我ながら感心。)、持って行って替えてもらおうと思ったら、在庫切れで一週間後入荷だって。手際悪すぎ。
お陰で私、一週間御飯が炊けない生活に突入。