道後温泉本館へ

伊予鉄道松山市内線 環状線の本町六丁目(ほんまちろくちょうめ)で電車を待つ
一昨日呑みすぎて、昨晩はあんま呑めなかった。夕方、滞在先の知り合いと家を出て、本町六丁目(ほんまちろくちょうめ)の電停から環状線で上一万(かみいちまん)に出て道後温泉行きに乗り換え(お金を払って「乗り換え券」というのをもらうともう乗り換えた先の電車では払わなくて良い)て、古い建物の道後温泉本館へ。
道後温泉本館のお風呂は去年入ったら塩素臭くてもういいやと思っていたけど、今度は改善されていた。中に、消毒に付いての断り書き(「消毒については苦労してるんだよ」みたいな)のがあったし、同じ事を考える人が他にも居たという事か。
本町六丁目の電停で環状線の電車を待つ(この人は知り合いではありません)。環状線は市内電車ではあるものの、家の間の専用軌道を単線で縫って走る。


松山への特急の洗面所

岡山発松山行きの特急「しおかぜ」(JR四国8000系)の砥部焼(とべやき)の洗面台
どうも特急というのは車窓の写真を撮る気にならん。待ち合わせも無くズンズン進んでしまうからホームに出る事も無いし。
この特急車両、車内が木目調のインテリアで、トイレに行ってみたら、洗面所のボウル(ってのか?)は砥部焼(とべやき)だった。
今治(いまばり)に着いた。伊予北条に停まったら次は終点、松山だ。


四国へ

JR四国の8000系「しおかぜ」の木目調の車内
以前は二泊ぐらいしてやっと岡山から瀬戸大橋を渡って四国に入って感慨もひとしお、の筈だったのに、10:50東京発のぞみ25号は “その日の” 15:13に岡山に着き、15:22岡山発のしおかぜ17号は18:13に松山に到着する予定。
岡山から乗った特急はアンパンマン列車じゃなくて普通のだった。今朝我孫子の駅で指定席券を買う時に、「岡山からの『しおかぜ』は松山に向かって右側(つまり瀬戸内海側)の窓際!」と言ったのに、なぜか左の窓際で、しかも窓の間の柱の所で他の席はがら空き。発車早々車掌さんに言って右側の「ナイスビュー」な席に替えてもらったけど、あの席はJR東日本の嫌がらせか?文句をブーブー言うお客のせいで、終点松山まで空いている席を調べたり杖をついている僕を心配して別の号車まで後を付いてきてくれたり。
新幹線は車内に時々「ただいまの速度は○○km」とか出るんだけど、結構300kmとか出てて、小さい頃の絵本に「フランスのTGVが250kmで云々…」とか書いてあった僕としては隔世の感。


慌ただしく旅立ち


物件の竣工も一段落して(大抵マンションや地方自治体の大型物件ができあがるのは新年度)、梅雨時は外で写真も撮れないし(今年は梅雨入りが遅れるらしいけど)、昨年に続いて恒例行事?となりつつある梅雨の旅に出掛けた。
今年も取り敢えずは松山の知り合いの家に逗留しようという事なのだけど、今年は鈍行でゆっくり… とはいかず新幹線で岡山に出て、そこから特急で一気に松山に行くつもり。
先週は色々な事を片付けて、月曜日にI社の今年度のカタログの最終的な色校チェック(写真の色がきちんと出ているかというのを見る)をすませて、今週火曜日の朝から出ようと思っていたのだけど、担当の人が具合悪くなっちゃって、火曜日になり、結局今日になった。今日は朝からもう出るつもりだったのだけど、先々週ぐらいの別件の撮影の請求書が何とやらというので、朝から遣り取りして、結局11:50東京発の新幹線に乗った(こういう事もあろうかと切符も買ってなかったので海側の席しか残ってなかったけど)。
朝からの請求書の担当の方には、パソコンで出した書類を一度印刷してから判子を押してそれからまたスキャンしてパソコンに取り込み、それをメールで送ってもらう(僕が家に居れば郵送してもらえば良いのだが)という手間をとってもらい、新幹線に乗ったらノートパソコンを広げパチパチ… 何の事はない普通のサラリーマンと同じ事をやってるだけだったり。
東京を出ると車内の出張っぽいオジサマ方は一斉にお弁当タイム。
それを横目に、僕は買った弁当を窓の上着かけにぶら下げてパソコンを開いて居残り勉強みたいな気分。
しかし新幹線って出張だと思えばそうでもないけど、味気ないモンだな。