四国へ

姫路を出た僕の乗った電車は、途中「相生(あいおい)」から赤穂線に入ってしまうので(迂回してそのまま岡山に行っても良いのだけど)、そこで降りて岡山方面に山陽線を直進する列車を待つ。先に出る列車は二駅先の上郡(かみごおり)までで岡山まで行かないので、後から来る岡山まで行く列車を待っても良いのだが、気分的に上郡まで行きたくなって、二駅だけ進んで、上郡で三十分ほど次を待つ。
上郡は、智頭急行という第三セクター(元国鉄の赤字ローカル路線)の出発駅で、JRのホームの端にディーゼルカーがちょこんと居た。
山陽本線上郡駅のホーム
時間があったので、途中下車してみる。
山陽本線上郡駅
(僕の六日間有効の我孫子-松山の切符は方々で途中下車をしたおかげで、駅名を書いた途中下車のハンコだらけになってしまった。)
今度は岡山に行く列車。途中検札に来た車掌さん、切符を見て「岡山からの特急券はよろしいですか?」って、喧嘩売ってるのか〜!

岡山では少々遅くなるみたいだけど、坂出(瀬戸大橋を渡ったところにある四国側の駅)で乗り換えるのも面倒なので、各駅の観音寺行きへ。反対側のホームには出発を待つ、アンパンマンが描かれた特急列車

各駅停車観音寺行きは、瀬戸大橋を渡る前に、本州側の最後の駅「児島(こじま)」で二十分ほど停車。僕もホームを歩く。
本州側の最後の駅瀬戸大橋線児島駅
すぐそこは瀬戸内海という高架駅。風が心地よい。
瀬戸大橋を渡り、四国へ。


予讃線伊予西条駅

終点の観音寺で三十数分、待合室でボーっとしながら、伊予西条行きを待つ。と思ったら、次の列車は伊予西条で二十分止まるけれども、乗っていれば松山まで行くという列車だそうな。良かった良かった。水を汲んで(伊予西条は水の有名なところ。ホームにわき水があるので、お茶を呑んだペットボトルを捨てずに持ってきた。)、トイレにでも行って出発を待とう。


姫路の朝

昨晩は関西本線で木津に着く。ここは四方に線路が延びる交差点のようなところで、東の名古屋から来て、北に行けば京都、南は奈良、西は大阪へ。
奈良や京都は今回の目的では無く、今日中に姫路まで行きたいので片町線(学研都市線)から東西線で尼崎へ、大阪縦断。後は山陽本線に戻ったので新快速で姫路まで数駅で着き、駅前のビジネスホテルに着いたのは九時半頃。降りて夕食をとる時間もなく、キオスクで買ったカロリーメートのビスケットをホームでかじる。これぞ正しき貧乏旅行の姿也。
翌朝目が覚め、一階の大浴場(ここの一番安い部屋は、部屋に風呂が無い。)に降りて朝風呂を浴びて部屋に戻ろうとエレベーターを待っていると、部活の遠征か何かで来たらしき女子高生数人。大阪の方の子達らしいけど、ひたすら「…でんねん、で…でんねん。」しか聞こえない。
朝食はバイキング。パンもサラダもあるのに結局、御飯と味噌汁、茄子の煮物と竹の子の煮物、切り干し大根、鯖の塩焼きと豆腐の冷や奴。おもいっきり好みが出てしまうな。
しかし味噌汁が異常に甘い!僕は好きだけど(家でも麦味噌を取り寄せて使っている。)、嫌いな人には耐えられないだろうな。
姫路発8:40の鈍行で、旅の続き。今日中に松山に着くぞ。


関西本線

東海道線から外れ、関西本線で名古屋から四日市へ。どこかで聞いた名だと思ったら、(大変失礼な認識だが)ぜんそくの町か。しかし駅前は閑散としていて、工業都市という姿をかいま見るのは、工場の煙突が数本立っている事のみ。


次の列車は「亀山」という所まで。
乗り換えた「加茂」に行く列車は二両編成のディーゼル車。
芭蕉のふるさと「伊賀上野」を通り、トコトコトコトコ、緑とたんぼの中を進む。


名古屋で昼御飯

十一時頃名古屋に着き、中学の同級生S君に会う。最初は早い昼御飯だけでも通過ついでにちょっと、と思っていたのだけど、駅ビルでブツブツ切れる味噌煮込みうどんをごちそうしてもらった後、折角来たのだし急ぐ旅でもなし、誘われるまま市営地下鉄で栄に出て、百メートル道路等見る。

考えてみると名古屋は何度も通っているのに、降りるのは初めてだ。
百メートル道路に限らず、名古屋の道路は幅が広くて、近いと思っても遠くて疲れる。
名古屋駅に戻り、東海道線でそのまま行くのでは無く、関西線に入って旅の続き。


水うまい(昨晩の記憶)

五時半頃起きました。

酔い覚めの水だからという訳でもあるまいが、ユニットバスの便器の横にある(にも関わらず!)水道の水が普通においしい。
昨晩の@CHaTのジジさんとの事を思い出すと、東海道線の清水駅から静岡鉄道の終点だがJRからは少し離れてる新清水駅までぶらぶら歩きがてら、宿を探す。
ビジネスホテルを決め、部屋に入り荷物を置くと、…疲れた。
五時半に新清水駅で待ち合わせ。以外と言っては悪いが、普通のおじさん。お薦めの近くの店で魚と地酒をごちそうになる。

ホテルへ帰る。
そして今朝。折角だから静岡鉄道に乗り、東海道線では隣の駅の「草薙」へ。

車内には通学らしき女子高生の姿も。
ここの女子高生は決まって紺のハイソックスの上に同じ丈の白い靴下をかぶせて履いていて、少しだけ中の紺色のハイソックスが見えている。それが「粋」らしい。
再び東海道線に乗り、名古屋に就職した中学の友人に会うため、向かう。新快速の中。


掛川と大井川鐵道

静岡を過ぎ、掛川まで行って、学生時代の友人、自称「お役所坊主」が以前自身のブログで書いていた鰻屋で鰻重を奢ってもらう。

車で、自身の勤めている市役所(なぜ「お役所坊主」かといえば平日は市役所に勤めながら実家のお寺を手伝うお坊さんだから)を周りがてら、天竜浜名湖鉄道(元国鉄二股線)の最初の駅、「市役所前」を周り、JR掛川駅に戻り、「お役所坊主」は仕事に戻り、僕は大井川鐵道(大井川鉄道)に乗るために東海道線を少し戻って金谷へ。
ところが次の電車は一時間後。五時には清水に着いていたいのだが、これだと厳しい。大井川鐵道の駅員さんとさんざ考えた挙げ句、道を教えてもらって次の「新金谷」まで歩き、そこからこちらへ向かう電車に乗って一駅だけ戻ってくる事に。

という訳で「新金谷」まで歩く。と言うか途中から間に合わなくなりそうになり小走り。途中で道をきいた婆さんの「いや、こっちの方が近い。」を信じたのがいけなかった。
大井川鐵道の元南海ズームカー21001系の車内
大井川鐵道の元南海ズームカー21001系
金谷駅着、@CHaTのジジさんに会いに清水へ。


寒いじゃねーかよ 熱海


仕事も無く、丁度良いので前々から来い来いと言っていた人の所にも行こうかと、東海道線で熱海まで行き、静岡行きの電車に乗り換えた所です。
熱海は箱根からの山並がそのまま海に突っ込んでいるような難所で、ここが関東(箱根の関所から東)と東海の境目に(見るからに)なっています。JR東日本とJR東海の境もここ。熱海に止まった電車の中から海の方を見ると、山にへばりつくように旅館が建っています。
もう暖かいだろうと、薄いシャツぐらいしか包んでこなかったのに、寒いじゃん!しとしと雨は降って、梅雨寒ってんですかね、トホホ。
こりゃまた現地のユニクロのお世話にならないといけないかな?
(MovableTypeのブログに変更し、一日に何本も記事を投稿できるようになったので、行く先々で書いていくつもりです。更新をメールで通知するようになっている方には御迷惑おかけします。写真のアップロードはおそらく帰ってからになります。)


初詣


ただいま、つくばエクスプレスの終点つくば駅から筑波山神社向かうバスの車内です。昨日からこっちに来ている祖母と初詣に行こうと昨日、急遽思いついたのです。
案の定というか道が混んでいて、殆ど進まず。四十分で着く筈が、二時間かかってしまいそう。
「つくば」と「筑波」とは違うのは知っていたので、つくば駅からバスでかかるであろう事は想像の範疇だったのだけど、東武野田線の「流山おおたかの森」から「つくば」までの二十数分よりこっちの方がかかるというのは何とも…
鼻もズルズル。家に居りゃあ良かったかな?
今日筑波山神社に納める為にはがした、昨年の「一陽来復」、一年間ご苦労様。


釣り


父親と、常磐線の勝田(水戸の一つ先の駅)から茨城交通(「いばらきだいすき」のKOUJINNさん体験記)で終点の「阿字ヶ浦(あじがうら)」へ釣りへ。
釣果は小さなめばるが数匹。
生きている魚をさばいてその場で喰おうと、醤油とわさびを買っておいたのだけど、忘れてきて良かった。めばるは実家に帰宅後、唐揚げに。
茨城交通阿字ヶ浦駅
帰りに乗った、茨城交通キハ222。
茨城交通キハ222


ただあてど無く続く日常


岡山県の瀬戸内海に面した鷲羽山(わしゅうざん)の眺め
霞を喰って生きているわけではありません。
なんとか帳尻合わせというわけで、昨日から家に籠もってパソコンに向かっております。「一応」働いております(つもりです)。
仕事ばかりしておれないのも辛い所で、冷凍庫の掃除をしようとして冷蔵庫を壊しました、買いました(出費)。そしてシーツを破きました、買いました(出費)。もっと鮮やかな青だと思ったのだけど。それが写真その一。
ゴミを出して、回覧板を廻して、御飯作ってこの季節の菜の花おいしいんだよな。
ふと外を見たら、縁側に近所の(らしき)猫が座っていました。コラッ…
瀬戸内の、児島は鷲羽山にはもう一度行きたい。
下電ホテルの更に先にある、児島のユースホステルの眺め。(地図下電ホテルと瀬戸大橋を望む。21日の写真。