温泉評

昨日は、十時頃起きて、知り合いの人がタダ券を持っているというのでその人の車で道後温泉の後ろの山の中にある、奥道後なるところの温泉へ。
表の道後温泉の本館は、何やら塩素臭くなってプールに浸かっているみたいだったけど、ここは源泉かけ流しとかで、硫黄臭かったけど誠に良い気分だった。露天風呂もあって、そこで二時間ばかり浸かっていた。雨が凄くてひさしの無い所に行くと濡れたけど、雨にけぶる向かいの山々を眺めつつ。

今日も同じ様な(天気は打って変わって好天だけど)一日なのでまとめて。


昨晩は市の中心部に出てみた。


大洲へ

昨晩、滞在している松山の知り合いに連れられ、魚がおいしいという飲み屋に行った。
外観も内部も姿形は田舎の喫茶店という感じだったのだけど、あにはからんや。
おまかせで最初に出てきた車えびは、生きているからと入っているお皿に皿をかぶせてあって、蓋をそーっと取って、一匹のしっぽをつかんで外に出すのだけど、早く頭をもがないと暴れてテーブルの上が水浸しになるし、逃げるとテーブルの上を暴れまわるし、全て食べ終わった頃にはクタクタ。しかし身がプリプリしていて(頭を今もがれて半分生きているのだし)おいしかったし、他の刺身や、味噌汁にしてもらったあらもおいしかった。
今日は知り合いと宇和島の方の伊予大洲に行く。丁度良い列車が無かったので、知り合いを巻き込む訳にもいかず、誠に不本意ながら、特急で。
伊予大洲の大洲城
大洲城の櫓の上の階。吹き抜ける風が心地よい。聞こえるのは肱川(ひじかわ)の流れと鶯の声のみ。
伊予大洲の大洲城より肱川を望む
NHKのドラマの舞台になったとかいう「おはなはん通り」を通り、明治の豪商が作ったという別荘「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」へ。
伊予大洲の肱川
三千坪の敷地に臥龍院と二つの庵が建てられていて、肱川に突き出た庵の一つからは山々と河原を見おろせる(借景というらしい)、ここで昼寝していたくなる心地よさ。
帰りは山側の内子経由ではなく、瀬戸内海の海岸線に沿って行く長浜経由の各駅停車で松山へ。
伊予大洲より海岸線を通って松山へ


地震で早起き

松山市内を走る路面電車「宮田町」の電停にて
昨日まで数日、朝早く起きて道程を急ぐ身だったので、昨日夕方、松山の知り合いの家に着き、今朝はゆっくり朝寝をしようと思ったら、いきなり朝五時に地震でたたき起こされて、テレビを点けようとリモコンに手を延ばしてから、ふと考えた。
「NHKって、何チャンネル?」
市内の路面電車が専用軌道に入る「宮田町」の電停。


到着(写真をアップロード)

松山駅
松山に到着しました。知人のところに数日間滞在する予定。
帰宅するまで旅先で撮影した写真はアップロードできない予定だったけど、知人のマンションの隣人の好意で、パソコンを借りてアップロードすることができました。大きいけど。小さくしました。(12日追記)


四国へ

姫路を出た僕の乗った電車は、途中「相生(あいおい)」から赤穂線に入ってしまうので(迂回してそのまま岡山に行っても良いのだけど)、そこで降りて岡山方面に山陽線を直進する列車を待つ。先に出る列車は二駅先の上郡(かみごおり)までで岡山まで行かないので、後から来る岡山まで行く列車を待っても良いのだが、気分的に上郡まで行きたくなって、二駅だけ進んで、上郡で三十分ほど次を待つ。
上郡は、智頭急行という第三セクター(元国鉄の赤字ローカル路線)の出発駅で、JRのホームの端にディーゼルカーがちょこんと居た。
山陽本線上郡駅のホーム
時間があったので、途中下車してみる。
山陽本線上郡駅
(僕の六日間有効の我孫子-松山の切符は方々で途中下車をしたおかげで、駅名を書いた途中下車のハンコだらけになってしまった。)
今度は岡山に行く列車。途中検札に来た車掌さん、切符を見て「岡山からの特急券はよろしいですか?」って、喧嘩売ってるのか〜!

岡山では少々遅くなるみたいだけど、坂出(瀬戸大橋を渡ったところにある四国側の駅)で乗り換えるのも面倒なので、各駅の観音寺行きへ。反対側のホームには出発を待つ、アンパンマンが描かれた特急列車

各駅停車観音寺行きは、瀬戸大橋を渡る前に、本州側の最後の駅「児島(こじま)」で二十分ほど停車。僕もホームを歩く。
本州側の最後の駅瀬戸大橋線児島駅
すぐそこは瀬戸内海という高架駅。風が心地よい。
瀬戸大橋を渡り、四国へ。


予讃線伊予西条駅

終点の観音寺で三十数分、待合室でボーっとしながら、伊予西条行きを待つ。と思ったら、次の列車は伊予西条で二十分止まるけれども、乗っていれば松山まで行くという列車だそうな。良かった良かった。水を汲んで(伊予西条は水の有名なところ。ホームにわき水があるので、お茶を呑んだペットボトルを捨てずに持ってきた。)、トイレにでも行って出発を待とう。


姫路の朝

昨晩は関西本線で木津に着く。ここは四方に線路が延びる交差点のようなところで、東の名古屋から来て、北に行けば京都、南は奈良、西は大阪へ。
奈良や京都は今回の目的では無く、今日中に姫路まで行きたいので片町線(学研都市線)から東西線で尼崎へ、大阪縦断。後は山陽本線に戻ったので新快速で姫路まで数駅で着き、駅前のビジネスホテルに着いたのは九時半頃。降りて夕食をとる時間もなく、キオスクで買ったカロリーメートのビスケットをホームでかじる。これぞ正しき貧乏旅行の姿也。
翌朝目が覚め、一階の大浴場(ここの一番安い部屋は、部屋に風呂が無い。)に降りて朝風呂を浴びて部屋に戻ろうとエレベーターを待っていると、部活の遠征か何かで来たらしき女子高生数人。大阪の方の子達らしいけど、ひたすら「…でんねん、で…でんねん。」しか聞こえない。
朝食はバイキング。パンもサラダもあるのに結局、御飯と味噌汁、茄子の煮物と竹の子の煮物、切り干し大根、鯖の塩焼きと豆腐の冷や奴。おもいっきり好みが出てしまうな。
しかし味噌汁が異常に甘い!僕は好きだけど(家でも麦味噌を取り寄せて使っている。)、嫌いな人には耐えられないだろうな。
姫路発8:40の鈍行で、旅の続き。今日中に松山に着くぞ。


関西本線

東海道線から外れ、関西本線で名古屋から四日市へ。どこかで聞いた名だと思ったら、(大変失礼な認識だが)ぜんそくの町か。しかし駅前は閑散としていて、工業都市という姿をかいま見るのは、工場の煙突が数本立っている事のみ。


次の列車は「亀山」という所まで。
乗り換えた「加茂」に行く列車は二両編成のディーゼル車。
芭蕉のふるさと「伊賀上野」を通り、トコトコトコトコ、緑とたんぼの中を進む。


名古屋で昼御飯

十一時頃名古屋に着き、中学の同級生S君に会う。最初は早い昼御飯だけでも通過ついでにちょっと、と思っていたのだけど、駅ビルでブツブツ切れる味噌煮込みうどんをごちそうしてもらった後、折角来たのだし急ぐ旅でもなし、誘われるまま市営地下鉄で栄に出て、百メートル道路等見る。

考えてみると名古屋は何度も通っているのに、降りるのは初めてだ。
百メートル道路に限らず、名古屋の道路は幅が広くて、近いと思っても遠くて疲れる。
名古屋駅に戻り、東海道線でそのまま行くのでは無く、関西線に入って旅の続き。


水うまい(昨晩の記憶)

五時半頃起きました。

酔い覚めの水だからという訳でもあるまいが、ユニットバスの便器の横にある(にも関わらず!)水道の水が普通においしい。
昨晩の@CHaTのジジさんとの事を思い出すと、東海道線の清水駅から静岡鉄道の終点だがJRからは少し離れてる新清水駅までぶらぶら歩きがてら、宿を探す。
ビジネスホテルを決め、部屋に入り荷物を置くと、…疲れた。
五時半に新清水駅で待ち合わせ。以外と言っては悪いが、普通のおじさん。お薦めの近くの店で魚と地酒をごちそうになる。

ホテルへ帰る。
そして今朝。折角だから静岡鉄道に乗り、東海道線では隣の駅の「草薙」へ。

車内には通学らしき女子高生の姿も。
ここの女子高生は決まって紺のハイソックスの上に同じ丈の白い靴下をかぶせて履いていて、少しだけ中の紺色のハイソックスが見えている。それが「粋」らしい。
再び東海道線に乗り、名古屋に就職した中学の友人に会うため、向かう。新快速の中。